迷路の国 3

部屋の謎

カイが、町の迷路をといてゴールにつくと、目の前にドアがありました。
ノブをまわすと、とびらがひらき、カイはドキドキしてきました。
体をすべりこませると、急いでドアをしめます。
暗くて、しばらくうごけませんでしたが、息がおちつくと、目もなれてきて、そこが小さな部屋だとわかりました。

奥の壁に、電灯が5つあります。
「でんき、つけてみようか。でも、なんで5つも?」
床にはいろいろな形の板があり、手前の三角の板にはスタートの印があります。
電灯の下にも三角の板があって、それぞれゴールの印があるようです。
「これ、手紙とにてる。正しいゴールはひとつなんだ。」

※これも迷路です。正しいゴールはどれでしょう。

カイが床の迷路をといて、正しいゴールの上のひもをひくと、電灯がいっせいにともり、ふうッと部屋の空気がかわりました。
でも、それ以上は何もおこりません。床や壁をしらべても何もありません。
「かくしトビラがひらくと思ったのに。」
カイは、がっかりして部屋の入り口にもどり、そこでやっと気がつきました。
ドアが、入った時とはちがっているのです。
カギがかかっているようですが、ドアノブに3つのボタンをみつけたカイは、正しいとおもうボタンをおしました。

※ドアノブにならんだ3つのボタンのうち、正しいボタンはどれでしょう。

(ヒント)床の迷路は「三角」がキーワードです。
ドアノブの金属のひもは3本。ゴールにつながっているのは?(続く

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