木の上の村
守衛は教えてくれました。
「この国はみんな迷路好きだ。人も、木や雲もすぐ迷路をつくっちまう。もちろん道も迷路なんだが、最近おかしくなった。道がむずかしくなりすぎて、行き来ができないんだ!いつもは、迷路の精霊がチェックして、ほどよいむずかしさに調節してくれてたんだが。」
「精霊って、ルク?」
「いや、あの子は精霊のお使いさ。どうやら何かトラブルがあって、精霊が迷宮から出られなくなったらしいんだ。だから、助けてくれる人をさがしてる。外の世界になら、我々もお手上げの迷路をぬけて来てくれる迷路の達人が、いるんじゃないかってな。」
「ルクは、白い岩の向こうに飛んでいった。僕、行ってみるよ。」
カイは足をふみ出しました。そこは、森の上に広がる迷路の村でした。
スタートから、ゴールまでいろいろなコースがある迷路です。
(迷路1) 最短コースを行ってください
(迷路2) 村の人全員に会うように行ってください。もちろん、同じところを2回通ってはいけません。
(かくしえ) かくれた鳥の形4つと、飛んでいる鳥を1羽みつけてください。
(かくしえヒント)鳥のかくしえは、いろんなポーズがあります。羽を閉じて木にとまる鳥の形は、中央上あたりにあります。
(迷路ヒント)迷路2で会っていく人は12人です。分かりにくい人もいますので、下の絵で確認してください。ハートがついているのが人です。
「迷路の国」のストーリーとイラストが揃っているのはここまでです。
迷路絵本シリーズが忙しくなって、こちらは未完となりました。次回は、この少し先の場面設定で描いた迷路イラストをご紹介します。(次回へ)
こたえ ↓
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迷路1は赤いライン、迷路2は黄色いラインです。
かくしえは青で囲んだところです。